声なき声が大きくなると、本来あった声がかき消されていく説

先日、日本石材工業新聞さんに「おはかの手帖」について取材していただいた内容が記事になりました!

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業界新聞に「おはかの手帖」についての取材記事が掲載されました! 今回はお恥ずかしながら「おはかの手帖」発行までのメモリアルアドバイザー砂田嘉寿子の歩み、ライティングについてご紹介していただいています。 インタビューが記事になって、気づいたことがありました。 「(おはかの手帖に収録されている)『墓ありじいさん 墓なしじいさん』というタイトルは、ベストセラーになった『金持ち父さん 貧乏父さん』を参考にしたものであるが、内容はタイトルから与えられるイメージとはかなりギャップがある。お墓を持つことの意味をテーマにしたストーリーではあるが、お墓を持たないこととの対比によって、それを語っているわけではない。対話形式でストーリーを進行させるための登場人物として二人の『じいさん』が設定されているが、勝ち組と負け組の対比になっているわけではないのである。」 もしかしたら、勝ち組と負け組の対比にした方がインパクトがあったかもしれない。 だけど『金持ち父さん~』を読んでないことが項を奏したのか、結果的には記事にあるように、お墓をとおした二人のじいさんの対話という形式に落ちつきました。 そして、それはこの物語が「手帖」になった大きな要因ではないかと思っています。 勝ち組と負け組に分けなかったところが「女性的である」などとお褒めの声をいただきましたが、「お墓は善悪を語るものではなく、それを持つ者、手を合わせる者につねに何かを問う存在」という思想を表現できたかなと思います。 石材新聞さま、ありがとうございました❗ おはかの手帖のお問い合わせはこちらのメッセージからも受けつけています!

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また、静岡市に久保田石材さんから、インスタグラムで「おはかの手帖」の感想をいただきました!

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富山の石屋さんが作った【おはかの手帖】読了しました。 もう、あるある‼︎と思いながら読んでしまいました。 例えば、亡くなったおばあちゃんの誕生日と今度産まれてくる孫の出産予定日が一緒になって、おばあちゃん見守っててくれてるのかな?って思う場面。 実際に妹の子供含め親戚3人が、母方のおばあちゃんと誕生日が一緒です✨ 後は、蝶々が飛んできたら、おばあちゃんと思うお話。 実際に私も急にアゲハ蝶が飛んできたら、「おばあちゃん来た!」って思ってました☺️ 一番感銘を受けたページの文章は、 墓なしじいさんは、子供達に迷惑を掛けたくないし、子供達も遠くに住んでるから。 そこに戻る予定はないし、負担かからないようにして欲しい!と息子にも言われてしまった。 だけど、墓ありじいさん(これからお墓を建てたいと思っているおじいさん)は、 「墓なしじいさんの家は両親が健在だから、こども達にとって墓というのは、 ただの物体としてしか考えることができないのかもしれない。 自分のこども達が、自分たちの立場よりも、 まず私の事をおもんばかってくれるのは、 妻を亡くした私の感情を尊重したからだろう。 そして、それは妻のことを尊重してるからとも受け取れる。 先のことは誰にもわからない。 でもその先のことを考えるよりも、 いま置かれてる現状を大切にしようとしたのは、 きっと私だけでなく、こども達も母親を亡くした悲しみ、哀悼があり、 それをなんらかの形で昇華しようとしているからかもしれない。 という箇所に本当に胸が詰まりました。 昨今、「子供に迷惑掛けたくないから」墓じまい。という言葉をよく耳にします。 では、石屋はお寺は迷惑行為をしてるのか? って事になります😅😢 私の意見ですが、石屋は、お墓は一生懸命手を合わせてくださるモノだから、こちらも一生懸命、真剣にお客様のニーズに合わせて、作ります。 自分のご先祖で、10代遡ると1,024人。 20代遡ると約104万人で、誰一人欠けても自分は存在しない。 そんなことを考えたら、 どうしてもやむをえない事情は仕方がないですが、 安易に墓じまいしようとか、お墓を建てない、先祖を祀らないという考えは出てこないと思っています。 今日は長くなってしまいましたが、富山の石屋さんから素敵な本【おはかの手帖】を送って頂いて、本当にありがとうございました🙇🏻‍♀️ 自分の家族の写真や、家系図や、お墓の困った事Q & Aが書いてあり、お墓と先祖への愛が詰まった冊子となっております! 砂田さんありがとうございました😊🙏 #おはかの手帖 #sunadasekizai #墓ありじいさん #墓なしじいさん #手帳 #墓参り手帖 #墓

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石材店ならではの熱い想いが、感想からあふれ出ていました。

昨今、「子供に迷惑掛けたくないから」墓じまい。という言葉をよく耳にします。

では、石屋はお寺は迷惑行為をしてるのか?

おはかの手帖の『墓ありじいさん 墓なしじいさん』のストーリーでは、妻を亡くし、お墓を建てようとしている「墓ありじいさん」と、誰も亡くなっていないが自分たちのお墓をどうしようか考える「墓なしじいさん」という二人の存在が、お墓についてのそれぞれの象徴的な立場や考えを、お互いの対話をとおして表現していきます。

10年で変わったお墓に対する視点

この物語は、いわばここ10年くらいでお墓に対する考え方や悩みが、一気にあぶりだされた状況を置きかえたと言ってもいいかもしれません。

それまではお墓がない人はいずれお墓を建てるのがほとんどだったわけですが、お墓を持てない、お墓を維持できないという、これまで取り上げられてこなかったマイノリティの声が取り上げられ、その声を大々的に取り上げるようになり、それがマジョリティになってしまうという現状があると思います。

多様化とは、声なき声(マイノリティ)がしっかりと社会に届き、社会がその少数派をしっかりと受け入れるために整備されることでもありますが、小さな声を広く大きく届けるために、もともと存在していた多数派の声がかき消されてしまう状況を生んでしまう面もあります。

たしかに時代が変わると、それまでマジョリティだった人たちが、マイノリティになってしまうことは多々あると思います。しかし、たとえそうだとしても、その人たちの声にしっかりと耳をかたむける必要があります。それが仕事であるならば、なおさら。

先のことは誰にもわからない。

でもその先のことを考えるよりも、
いま置かれてる現状を大切にしようとしたのは、
きっと私だけでなく、こども達も母親を亡くした悲しみ、哀悼があり、
それをなんらかの形で昇華しようとしているからかもしれない。

『墓ありじいさん 墓なしじいさん』序章より

墓ありじいさんのこの声は、かつて大多数の人が当たり前のように、考える前に行動(建墓)していたために、声としてひろわれることなく、いまやそうでない人たちの声にかき消されてしまいそうにさえなっています。

かき消されて、聞こえなくなっているかもしれないその声を残しておきたい。

それは、わたしを含め、多くの石材店がずっと肌で感じてきたではないかと思うのです。

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