お墓の納骨室の構造は、一体型にしないとダメ!?

墓石に関するお客様からのお問い合わせで一番多いのは、「お墓は一体型じゃないと水が入ると聞いたけど?」というものです。
これに関しての答えは「昔はたしかにそうでしたが、今はまず心配ありません」です。
でも答えがこれだけで終わっては納得できませんよね(笑)
ということで、なぜこういう疑問をお客様がお持ちになるのか、からのご説明をさせていただこうと思います^^

納骨堂の一体型ってどんな構造?

「一体型」というのは、富山のお墓によく使われる言葉ですが、納骨堂部分のことを指します。

納骨堂は、骨壷を入れるこの部分です。
納骨堂には「一体型」の他に、壁石を一枚一枚合わせて作る「合わせ型」があります。写真は「合わせ型」です。
富山のお墓は骨壷が大きいこともあって、全国的にみても納骨堂が大きく、その分お墓も大きめです。
昔は石と石をセメントでつないでいたため、そのセメントが経年劣化していくと、雨や雪の水が沁み込みやすくなるせいで、納骨堂に水がたまっていました。

そこでこの納骨堂を一つの石からくり抜いて作り、石と石の境目が出ないように作るのが「一体型」です。
富山のお墓は大きいために納骨堂を一体型で作るとなると、石も大きい石が必要になり、必然的に単価は高くなります。とくに呉東の方は、お墓も呉西に比べ比較的大きく、呉東で一体型のお墓を建てるとなるとかなり高くなりますよね。

納骨堂一体型のメリットとデメリット

ところが施工面も年々技術が上がり、石と石をつなぐときにセメントでなく石工用接着剤を使うようになりました。そのために現在では、合わせ型の納骨堂であっても原理的に外から水が入るということはありません。またセメントを使わなくなり、劣化したセメントがぼろぼろこぼれてくるということもなくなりました。

ただ、墓地の場所によっては、地面の土が雨水を吸い上げて湿気がたまる場所というのはあります。納骨堂の中は、最終的に50回忌を過ぎたお骨を土に還せるように息抜きの穴を作ってあるので、そこの部分から雨水を吸い上げる場合があります。
富山は降雨量も多くそういう場所も少なくありませんが、これについては納骨堂が一体型であるか、合わせ型であるかは関係ありません。
(スナダ石材では、これからお墓を建てる場合には、息抜きの上に砂と砂利を敷いて、地面から吸い上げる水を防ぐようにしています)

ということで、この質問のより正確な答えとしては「昔は一体型にするメリットはありましたが、現在はそのメリットは時代とともにどちらかというと『単価がアップする』というデメリットに変わりつつある」になるかと思います。
そして他の石材店ではこういう説明があまりないのか、スナダ石材ではよくお電話などでもこの質問のお問い合わせが多いです。
また、ある石材店は「納骨堂一体型」というのを売りにしていて、その影響で「一体型」でないとダメだと思い込んでらっしゃる方もまだ多いように見受けます。

もちろん一体型は石材店にとっては単価アップというメリットがあるので、一体型にこだわるお客様は良いお客様でもあるのですが、スナダ石材ではそこにこだわるあまりに単価が高くなって予算に合わない、またはデザインにこだわれない、ということがないように、メリットとデメリットの両方をお知らせするようにしています。
お店のメリットとお客様のメリットにあまりに格差がありすぎて、逆にデメリットにならないよう、なるべく有益な情報をご説明したいと考えています。

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